黒革の手袋をつけて、黒豹のやつらを蹴ったり殴ったりラジバンダ・・・何でもないです。
『お前らの頭は何考えてんだよぉぉぉっ!!』
「あの人は、綾さんのことしか考えてねぇよ」
『なんですと?!』
少し離れた場所に立つ、さっきの赤毛君が冷たい声をだす。
『このケンカに意味はあるのか?!』
「お前拉致って桜龍解散さす」
『うっそぉん!!そんな真意があったのか!!
ただのリンチかと思ってたのに!!』
「琳さんにとって、桜龍も邪魔なんだよ。俺たちにとってもな」
桜龍が邪魔?バカ兄貴はきっとブラコン精神からだろうけど…
『なんでお前らにとっても?』
「説明する義理はねぇ」
『あ、もしかしてさっき言ってた"アレ"ってやつが関係してる?』
赤毛の眉間のしわが一層深くなった。
あ、これって当たりじゃね?!

