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~繁華街~




『皇~!明日っから私、遠足なのさ!』


「あぁ、どうりではしゃいでると思った」


『そうなの、人生初のお泊まりなの!』


「修学旅行、外に出さしてもらえなかったもんな」


『あんのクソ親父、忌々しいっ!』


「でもお前、自宅謹慎処分にされてたじゃねぇか」


『あれ絶対濡れ衣!!なんで私が窓ガラス割らにゃいかんのだ!』


「15歳は窓割ってバイクを盗んで走り出すんだよ」


『そのネタ、昨日聞いた気がするぞ』


「あまりにも有名すぎたかな、Y.Oさん」


『青春の象徴だな!』




兄弟でこんな風に世間話してますけど・・・





「ぐわぁっ!!」
「ゴホッ」
「ぎゃぁぁぁぁ!!」
「だ、誰か助けてくれ!!」




お仕事中です!!


路地裏に女の子の集団引きずり込もうとしてたのを発見、ケンカ突入ですわ。




「泊まりがけだったら、荷物増えるな」


『ん?別に大丈夫だろ、たかが2泊3日』


「もちろん、ユウが女だって知ってるやつばっかだろな?」


『もっちろ・・・・・・んだよ兄ちゃん!』


「なに今の間」


『何人だっけなぁ~あぁ思い出した6人だ~全員友達だ~桜龍だ~』


「何だそれ、なんか腹立つな」


『今の間の思考回路』


「へぇ~・・・で、どこ行くんだ?」


『湖畔のあるとこだって。行き先はまだ不明だけど』


「不安っ!めちゃくちゃ不安じゃねぇ?!」


『どっきりドキドキサプライズらしい』


「ドキドキしまくりだな」



心臓壊れちまうぜ、ベイベー


って、千歳が言ってた(無視した)