そんな事を言いながらあたし達は教室に行った。

《姫菜ちゃん大丈夫?》
とクラスの女の子達があたしの所に来てくれた。

「大丈夫だよ!ごめんね授業中だったのに…もう薬飲んだから平気!!」
とあたしは言った。

《無理しないでね?》
と言ってくれた。

「ありがと!!」

みんなと別れて自分の席に行った。

「おい!安藤大丈夫か?」と黒田があたしに言った。
「ごめんね!大丈夫だよ!薬飲んだし!休んだから!」
あたしは言った。

「そんなんだ!びっくりするだろ?あんな急にせきしながら倒れそうになるんだから!」

「ごめん!今日起きると思わなくって…朝、薬飲んで来なかったんだもん…」