自分でも分からない……… なーんでオレは、桜庭を背負ったままインターフォンを鳴らしたのか……… 何も考えていない行動ではある……… まぁ、そんなことはどーでもいいとして……… それに気付いた途端、オレは最悪、嫌に親バカの雷親父が現れ、「うちの娘に何をしている!!!???」と、一発ぶん殴られる覚悟ぐらいはしていたのだが………… そんなオレのマイナス思考とは裏腹に、全くの真逆の待遇を受けたもんだ………