「か―な―」 「佳奈、佳奈、佳奈~」 「祐也っ、そんな何度も呼ばなくても聞こえてるってば!」 「え~、じゃあ何で返事してくれないのさ―。何度も呼んだのに」 口を尖らせて拗ねているこいつは、高1からずっとクラスが一緒だった… 小野祐也 毎日毎日猿みたいにうるさい奴だけど、気をつかう事なく話せるあたしの友達 ―――――― ―――――――― ―――――― いつものように祐也とバカな会話をして笑い合った後、私は静かに自分の席についた