君に触れたい



少しの沈黙…


裕也は私の髪をなでると、抱きしめていた力を緩め、私の顔を真剣に見つめた



「もうわかってると思うけど…
俺は…お前が好きだ。
この2年間、本当にお前だけを見て想い続けてた」

私は裕也の言葉にそっと耳を傾けた

「好きで、好きでどうしようもなくて…お前の笑顔が大好きで、ずっとずっとそばにいたいって…」

裕也の言葉にまた涙が流れる

その涙を拭いながら、裕也は言葉を続けた


「こんなに、そばにいたいって…守りたいって思ったの初めてなんだよ…。
俺じゃだめなの…か?
佳奈……好きなんだ…」

そう言って私をまた抱きしめる


「ごめっ…なさい…」


「……っなんであいつなんだよ。
なんで先生なんだよ…」