「お前何笑っているんだよ?」
「ん?だってなんか可愛かったからさ~」
「男の俺に向かって可愛いとか言うなよ」
なんか威張っている真人であったがなんとなく美琴はこの真人のことを嫌いにはならなかったむしろとても興味を持った。
あんまり一流のモデルらしからぬ気さくな感じで親近感が持てたからだ。
先生にも言われたな、真人は見かけと違って気さくで話しやすいって・・・・・
その通りかも・・・・・
「フフフッ真人って面白い人、世界的有名なスーパーモデルの割には普通だね。真人がもし私の学校の先生だったら高杉先生とちがった意味で人気者になれるかもよ?」
「なんだよ違った意味って!まあ俺が高校教師だったらかなりやばいぜ授業にならないかもな。でも俺はガキの相手なんて真っ平ごめんだよ教師に全く興味なし!!」
「ガキって・・・・・失礼しちゃうわね!」
でも美琴は何となく真人とのこんなやり取りがとても楽しいと思っていた。
さっきはムカつくこともあったけど話してみると案外いい人かも・・・・・・。

