「一緒にご飯食べたなら何にも心配することないんじゃない?だって嫌いな人食事になんて誘わないし、何はともあれ美琴は学校のアイドルと密会しているだけその他大勢じゃないよ案外見込みあるかもよ!」


「そうかな?」


「そうだよ!私、応援するからさ。じゃもうすぐ授業始まるから行こ」


美琴は他に先生に誘われたパーティーの事があったがそれを言うと先生の秘密がバレてしまう気がしたのであえて言わなかった。


授業中も美琴は上の空だった。何とか授業を終え放課後の時間が近づくにつれ段々緊張してきた。


「彩、今日私、先生に話があるから先帰っていいよ」


「あっそう?じゃあ頑張ってね!何かあったら電話してね」


「うんわかった」



彩が居なくなると美琴は鞄をもって目的地に向かって歩き始めた。