「ところでさ、真人と先生は分かるんだけど、あとの二人のことは詳しく知らないからそっちも自己紹介してくれるとうれしいな!」 自己紹介してからの彩の存在は見るからに≪大≫になった。 彩は元々姉御肌だから学校でも仕切り屋だけど、ここでも本領発揮といったところだった。 「そうだな、友也と琢磨自己紹介しなよ」 先生が二人に促した。