放課後、彩の家に来ていた美琴は昨日あった事を彩に正直に話していた。


先生と付き合うことになって体の関係になった事も。



「美琴、それにしても展開速くない?先生に好きだって伝えてもう、体の関係とは・・・・億手の美琴だと思ってたけど案外大胆なんだね」


「うん、でも先生とそうなったこと全然後悔していないし、むしろ先生と繋がったって感じで嬉しいんだ。先生って今でこそ私達の高校の教師をやってるけど、実際は大会社の御曹司な訳だし、本当だったら絶対に知り合えない存在でしょ?そんな先生が私を選んでくれたって事は奇蹟に近いかなって思うんだ」


「そっか、先生と付き合うとこれから色々大変だと思うけど私は美琴の見方だよ。また何か悩んだりしたら相談してね。それと、先生との交際は絶対に誰にもバレない様にしないとね!もしばれちゃったら先生はともかく、美琴も学校には居られないと思う。私、それだけは絶対に嫌だから。美琴と一緒に卒業したいからさ」


彩は、美琴が本当に嬉しそうに先生との事を話しているので嬉しい反面、先生と生徒という立場で付き合うということに少々の不安もあった。


それでなくても高杉先生はうちの学校でも取り巻きが出来るほどの人気者。


もし、万が一先生と美琴の交際が学校にバレたら絶対にヤバイ・・・・・・