えっ?今なんて言った?
ビックリしてまん丸の目で真人を見上げた美琴の唇にもう一度真人のキスが降ってきた
今度のキスはさっきのキスと違い真人の舌が唇の分けて美琴の口内へ入ってきた
「んっ・・・・」
美琴は何とか離れようとしても真人の力強い腕で抱きしめられている為なかなか離れられなかった
でもそんな強引な真人の口付けを美琴は何故か嫌な気がしなかった
むしろ「なんてやさしいキスなんだろう」と頭の中で考えていた
そんな2人の情事を知る由もなく部屋のインターホンがけたたましく鳴った
その音で腕が緩みその隙に美琴はするりと真人の腕から離れた

