「うわっすごい豪邸・・・・・」
白亜の豪邸とはまさにこのことを言うのだろうか・・・・・・・・。
美琴の通う学校は良家の子女が集まりそれぞれ豪邸に住んでる友達も居るけど、それに引けをとらないほど・・・・ううん、それ以上の豪邸だった。
よく考えたら真人って大病院の御曹司だもんね。
「ほら、こっち来い」
廊下での真人は「迷子になるなよ」といって美琴の手を引いて歩いていた。
随分歩いたな、もう一度さっきの場所に戻れって言ったら無理かも・・・・
それにしてもモデルの真人と今私が一緒に肩を並べて歩いている・・・・
しかも美琴の右手は真人の大きな手が握られているなんて・・・・・
そんなことを考えてた時真人が大きな扉を開けた。

