「えっ」 突然のミュリエルの問いかけに、自分でもわかるくらいに上擦った声をあげてしまった。 「ええと…」 なんとか誤魔化そうと、ラナは無意味に手をバタバタと動かしたりしてみる。 しかし、ミュリエルは変わらず笑顔でラナを見つめている。 それに観念したのか、ラナは膝の前で手を重ね直し少し俯きながらゆっくりと口を開き始めた。 「…わからないの」 「わからない?」 重ねた手を、ぎゅっと握りしめるラナ。 「ええ…。スティーク様が、私の事をどう思っているか…」