「ギャハハハハッ」 ガクは廊下でガラの悪い人達と大声で笑いながら話している。 やっぱりガクにとって私は遊び道具だったのかな・・・・。 チラッと皆のことを見ると、なぜか四人は顔を見合わせてニヤッと笑っていた。 「どうしたの?」 「いや、別に。なんでもあらへんよ」 「ふぅん・・・・・・」 (あきらかに怪しいんだけど・・・・・・) でも私はこれから起こる大波乱など、予想もしていなかった。