何とかどうにかしようとも思った。 いじめは悪いこと。 分かっていたけど…それは… 綺麗事だった。 「今もなんかうざかったし、反省してなくねぇ?」 「それあたしも思ったー」 バド部は、しゃべってても怒られない。 しゃべってたほうがあたし的に集中できるし。 パスッ…パンッ 「あっ、来ちゃったよ美咲ちゃん」 「キモくなーい?」 美咲ちゃん、まだ機嫌治ってないみたいじゃん? 本当うぜーな…。 「大丈夫?美咲ちゃんー」 心配するふり。