「えっ、友達?じゃあうち等先帰るね」




美亜、すぐにあたしに気付いた。
忘れられなかったんだ…




「何の用?」





冷たい声。





久々に聞いた声。







「話がしたくて…」
「あたしはしたくない!!」
「あっ、美亜!…あれ、…何だよお前!前咲…!」





美咲ちゃん達…





あたしは一瞬そっちを見て、再び向き直った。







「言わせてほしい。あたしの気持ち」