―!? これ... このお守り...あたし覚えてる...!! 「あ..ぁあ...」 「やっと思い出してくれたんだねぇ」 いつもの笑顔の未来ちゃん。 ...嘘でしょう? 「このお守り思い出したんなら、あたし達のことと自分がしたことも、覚えてるよね?」 よみがえるあの日の光景。 「もしかして、あの時の...!?」 「そうだよぉ。...ぷっ...あたし達は忘れなかったのに、あんたは覚えてなかったから、正直びっくりだったよね」 「本当。最低なことしたのに」