カツカツ...





後ろから足音が聞こえてきた。







「待たせちゃったね。ごめん」





この声、どこかで―





あたしは振り返った。






「!?」






え...優梨ちゃん?
え..




もしかしてここ、優梨ちゃんが通ってる高校?
有名な高校。





「ぷっ...」
「あははははっ!」





え?





笑いだした、あたし以外の3人。