「ちょうどいいじゃん?こんなださいの、何の価値もないって!」 ―何の価値もない? これは...あたし達の宝物なんだよ。 なのに... 簡単にこいつ等は...! バッ 「返して!」 結菜は前咲さんの手からお守りを奪おうとした。 「痛いなぁ!こんなの、捨てちゃえッ」 バシャ― 前咲は、お守りを近くの用水路に捨てた。 流れていくお守り。 嫌...嫌!!!