もう…無理だよ。 何もかも。 あたしは静かにフェンスへと足をかける。 この世界から、あたしは消える。 今度こそ、やり直すんだ。 こうしなければ、ずっと苦しむ。 それは嫌。 もう嫌なんだ…。 「ばいばい…」 ガチャッ 「―瑠璃ちゃん!!」 …え、アイ? 何で…来るの…?