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美亜side




「必ず、復讐してやる」





今もまだ、アイツの言葉が響いていた。
ほんとはあたしも、止めたいと思ってた。





だけど、瑠璃が…アイツが出しゃばるから。





「…美亜」
「え?」





瑠璃は心配そうにあたしの顔を覗き込んできた。





今更なんだよ。
友達のフリ?


やめてよ、そんなの。



あたし、知ってるのに。
あんたがあたしの事、陰でいじめてたの。





けど一緒にいる今は、どうにもできない。





まだ、チャンスを伺ってるだけ…