「ちょっと…サク?」





俺は、我に返る





「あ……ごめん」





俺は、苦笑いする





「……疲れてるの?」





上目遣いで心配そうにするババァ





悪いけど、全然可愛くないぞ





「…ちょっとね」





俺は、気にしないで、と言ってババァの肩に腕をまわす





「ダメよ?





ちゃんと休まないと……





じゃぁ、今日は出掛けるのやめましょうか…





また、今度ね?」





お……





ちゃんと気は使えるんだな…?