あの時の涙は……きっと忘れることはないと思う こんなにも沙耶が愛しいと思うなんて、不思議だ 少しは……距離縮まったかな? ……いや、そーであって欲しい。 ―――――… 昼休み、中庭に行こうと図書室の前を通った時、沙耶とアイツの姿が目に入った。