「王子に告られたってほんと?」 「えっ?!」 何で知ってるのよ!! 誰も知らないハズなのに!! 「ふーん。やっぱそーなんだ」 莉乃はそう言うと、またノートに視線を向けた。 「……何で知ってるの?誰にも言ってないのに」 おかしくない?