心が……痛くなるんだ。

まるで……針が刺さったように―――




チクリと痛むんだ。


その痛みはまるで……自分自身の痛みだった。




だから、何度も何度も諦めようとしたんだ。


……だけど、結局諦めることなんて出来なかった



気付いた時にはもう……既に手遅れだった。