「まっ、今からたっぷり楽しませてくれよな」 「はあ?な、何言って……んんっ……」 二階堂君はいきなり唇を塞いできた。 ……えっ? な、何で。 何で私……猫かぶり王子とキスなんてしちゃってるの?! おかしいよね!? 唇は数秒で離れた。