「ま、15分とか余裕なんだけどさ。駅から学校まで最短往復8分‥‥は言いすぎか」 「すごいね。足速いんだ」 「それなりにはな。そうだ、あんたの名前は?俺は1-1の速水英樹(ハヤミヒデキ)」 「私は1-2の桜木梓」 「おっ、よろしくな」 速水くんはまぶしい笑顔を私に向けて言った。 第一印象で、爽やかそうな人だと思う。 それから、速水くんは走って戻って行った。