現実俺様彼氏。




当然だ、私が東條さんにひどいこと言ったから。




でもこれでいいんだ、もう関わり合わないんだから。




ただの上司だもん。





私は仕事に没頭した。







---「胡桃ちゃん、」





声が聞こえて振り向くと、そこには交流会の時に同じテーブルだった君沢くんがいた。




「君沢くん…」




「もうお昼だけど?」




「もうそんな時間!?」




「胡桃ちゃん没頭してたからね!食堂に食べに行かない?」




食堂なんて初めてだなあ…




「うん、行く!」