--翌日






「胡桃?」



「?」



「さっきから東條さんのこと警戒してるように見えるんだけど…」



「えっ…、そうかな?」



警戒するの当たり前だよ~!!



トイレに押し込まれたあげくにあんな…、


(ボッ…)



「顔赤くなってるよ~?」



(いやあー!)



「あ、もう時間だ!!」



透は自分のデスクに着いた。



「部長の田中だ。よろしくな。右側の列の社員は田崎くんが君たちの上司、それから左の列の社員は東條君が上司だ。いいな?」



え…、私の上司は…、最低男?!