美紀が帰った後、賢治が彼女の迎えの車で帰って行った。 閉店後のカフェに残された俺と俊介。 酔ってなければ多分お互いにこの場にいられないような今の俺達。 酔った状態でホント良かったと思う。 俺はガンガンする頭を押さえながら、コップの水を一気飲みする。 「…潤」 何か話さなきゃ、と思った瞬間 先に俊介が口を開いた。 「ん?」 「今日初めて完成した映画観たけど、かなり良かったな」 「あ、ああ。凛もみんなイイ味だしてて。監督もさすが…」 「それとお前の音楽」 「…え?」