――お迎えがきて、還る場所は別々の僕ら。

一緒に眠ることはない。

一緒にいたいから、死んだのに。



誰も僕らを、許さない。

許されないことは所詮、

どのような結末を迎えても許されないということが、
僕らに与えられた、真実だから。