何で??


昨日まではこんな事・・・・・・・・・


『・・・ミヤ?抵抗しないの・・・?いつもなら逃げるのに・・・・・・』


愁が不思議そうに首を傾げた


逃げたいよ??


でも体が・・・・・・・・・


『しゅ・・・う・・・・・・』


『ん?どうした?・・・・・・って!お前!顔色悪すぎだろ!!』


私の顔を覗き込みながら焦ったように声をあげた愁・・・・・・


『病院行くぞ!!』


そう言って愁は私をお姫様だっこした






力強い愁の腕・・・・・・


何だかホッと安心する・・・・・・






『愁・・・学校は・・・・・・?』


『こんなお前を置いて行けねぇよ!!』


愁は携帯でタクシーを呼ぶと、タクシーが来るまで私の近くにずっと居てくれた・・・・・・


そんな愁が・・・凄く嬉しかった


私は朦朧とする意識を暗闇へと手放した