餌は貧血少女!?〜吸血鬼に愛されて〜




ど・・・どう言う状況・・・!?


私の頭はパニックして使い物にならない・・・・・・


真っ赤な顔して上を見上げると、やっぱり意地悪に微笑んだ愁の顔・・・・・・


愁・・・・・・私の反応見て楽しんでるな・・・・・・!





『ちょ、愁!離して///////』


『何で?』


『え・・・いや・・・・・・』





な、“何で?”って・・・・・・


『は、恥ずかしいから・・・///////』


顔から湯気出そう・・・


心臓も愁に聞こえちゃうんじゃないかって言うぐらい・・・尋常じゃなく、バクバク鳴ってる・・・


私は両手で愁の胸を押した・・・・・・が、勿論離してはくれない・・・・・・


不意に・・・熱を持った私の頬を愁の冷たい手の平が包んだ


それだけの事なのに私はビクッと異常なまでに反応してしまう・・・・・・


『恥ずかしい?』


『うん・・・・・・』


『じゃあさ・・・・・・』


愁の顔が私の耳元に近付く・・・・・・










『罰として・・・・・・キス・・・して?』










『え゙・・・!?』