「……剛くんには鈴音がいるの分かってる…! けど…止められない…。」 相田はそう言って俺をギュっと抱きしめてくる。 ……ちょ、マジで頭整理できん。 周りの人がじろじろと俺達を見る。 「…あ、相田…とにかく…離してや?」 俺は周りを気にしてそう言う。