「鈴っ………。」






俺は鈴を強く抱きよせた。






愛しい。






鈴が愛しすぎる。






「剛っ…。」







その声で…




その可愛い声で俺の名を呼ぶ。






「……好きやで。」






俺は鈴の耳元でそう呟いた。