朝が来る。


あたしの嫌いな、あの朝が。





もう何度目の朝なのか。


そんな事意識していないあたしは
久し振りにカレンダーに視線を向けた。



4日――…





たった、4日しか経ってないんだ。


ただ一人
部屋に閉じこもって
パソコンで色々調べていたあたしに
時間や曜日感覚はなくなってしまった。



学校も行ってない。

携帯も電源を落としたまま。



どうやら今日は土曜日のようだ。

あんなに部屋に訪れて

『学校は?』と聞いてきたお母さんが今日は来ないから。




この4日、何度か香苗が家まで足を運んでくれた。


もちろん、大輔も。




だけど会いたくない。






あたしは学校も


辞める事に決めたんだ。