「誰が裏表変態馬鹿男だって?KY女?」










ッ!!!








い...いつのまに...!!??





朱夏の前なのに普通にあの裏の顔をする星桜...。
きっとあたし達の会話きいてたのね...。





「...さ、さぁ?誰...のこと...ですかねえ?」




しらばっくれるあたし。
だ...だって、星桜の空気がありえないくらい黒いんだもん。




「しらばっくれんな...。馬鹿女...犯されたい?」


後ろから耳元で言う星桜。
あたしの体温は急上昇...
たぶん顔も真っ赤。。

ほんとにこの近い距離だめだってッッ!!!



「...だってッ!しかたないでしょ!!
朱夏には最初のあたし達が会った時のことしゃべってるから...!
さっきのことも言ったほうがいいじゃない!!
友達として当たり前のことでしょっ!?」








どう考えてもおかしい言い訳を言うあたし。
星桜は顔をしかめてたけど、少し考えてから言った。






「城田さん。叶愛のことよろしくね。
くれぐれも僕らのことは秘密にね?」


っとさわやかに朱夏に微笑みかけると、教室を出て行った。

…待って!
なんで!?僕らって何!!??
なんか付き合ってるの秘密にしてて?
っみたいな言い方じゃないッ?!!






そんな発言あいつがしたら...