イケメン倶楽部




遠くに離れた好きな奴から、なかなか何の連絡もなかったら



俺やったら辛くて、笑顔でなんかいられへん。



「…寂しいよ。」



ふと響いた葵の声。



寂しげで儚げな声。



「寂しいよ。でも…しょうがないでしょ…?」



葵の言う通り、確かにしゃあないことなんかもしれへん…



それが正しいんかは分からんけど…





「さてと…何がいいかな〜……ねぇ、爽は何がいいと思う?」
「俺は…たこ焼き?」
「却下」
「ほな、お好み焼き。」
「却下」



全部却下やないか!



大体、俺は何でも好きなんやから、俺に聞くこと自体間違うてんねん。



「爽に聞いたのが間違いだったよ……琉依に直接聞くからいいや。」



最初っからそうしとけや。



ぶつぶつ言いながらも、口元が完全に緩みきっとる葵。



ほんま、見とるだけで笑えてくんわ…