「る、る、琉依からメールきた…!!」
「…良かったやん。」
なるべく笑顔で言うたつもりやったけど、どこか引きつっていたかもしれへんな…
やっぱり、今はどんなに頑張っても届かへん存在やってわかっとんのに
いざこうして、目の前にその現実を突き付けられると、少なからず胸が痛んでまう。
しゃあないってわかっとるけど、やっぱり他の男の為に笑っとんのは見とうない。
「見してみ。」
葵から半ば強引に携帯を奪いとる。
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元気か?
週末に帰れる予定。
空けとけよ。
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たったの三行の短いメール。
せやのに、葵はめっちゃ喜んでいる。
…ように見える。
「最近、全然メールきてなかったんだけど…週末帰ってくるって!ご飯何作ってあげよっかな〜」
そんなことを笑顔で言っている。
でも…
葵は辛くないんやろか…?

