「ゼェ…ゼェ……せ、先輩は…?」
なんだか、まだ少ししか経っていないのに、
白い校舎や
学校の周りに植えてある色とりどりの花が
懐かしくて、胸の奥がツン…となる。
ってええぇ…!!
そんなことよりも…
「なによコレ…」
見渡す限りの人。
もちろん、学園の生徒がいる。
でもそれよりも…
学園の門の外には、女子が集まっている。
というよりは、群がっている。
金持ち学校なだけあるのか、厳重な警備で簡単には入れない。
そのせいか、女子の動作がヒートアップしている気がする。
いや、確実にしている。
「開けて!」
「開けなさいよ!!」
ガタガタと黒い門を両手で揺らしている。
そんなことしたら門壊れるから…
きっと高いよ?
やめておいた方が……

