「…ごちそうさまでした。すっごく美味しかったです!」
「本当?良かったわ。」
さてと…
先輩のお父さんに呼ばれてたんだっけ?
なんだろう?
「失礼します。」
「早かったね。さぁ、座って。」
先輩のお父さんが向かい合っている椅子を指差した。
言われた通りに座ってみたけれど、一向に先輩のお父さんが話しだす雰囲気はない。
えっと…
かなり気まずいんですけど…
「あ、あの…」
話しかけてやめた。
だって…
すっごいニコニコしてるんだよ?
そりゃもう、怖いくらいに…
「葵ちゃんは琉依が好きなのかい?」
「へ……えっと…はぃ…」
「どこが良いのか聞いてもいいかな?」
どこが良いのかって言われても…
全部好き。
としか言えないんですけど……
あえて言うなら…

