“短い髪も可愛いのに”
って先輩は言ってくれるけど…
あたしとしては、やっぱり女の仔な訳だし…
いつまでも男の仔みたいな髪型でいたくない。
それに…
チラッと先輩を見た。
「ん?」
先輩はロングがタイプだって噂で聞いたんだ。
だから、なるべく先輩のタイプに近づきたい。
「お客様は今回どういった…」
可愛らしい店員さんが、ニコニコしてこっちに来た。
「あの…エクステをしてほしいんですけど…」
「どのような髪型がよろしいですか?」
う〜ん…
店員さんに差し出されたカタログにはいろんな色や長さが載っている。
「先輩。」
「何?」
「外で待っててください。」
「はいはい。」
後で、どんな反応するか見たいし。
あたしは一人で店の奥へと入って行った。

