「お客様、とてもお似合いですよ。」
「へ…そ、そうですか…?」
似合って、るかな…?
あたしは単純な性格なので……
店員さんの一言によって、すぐその気になってしまった。
「これ…買おうかな……」
「お買い上げありがとうございます。さぁ、こちらへどうぞ。」
たまには、短くても良いよね?
花柄なんて持ってないし。
「…これで。」
「え?」
後ろから伸びてきたのは、力強くて長くて綺麗な先輩の指。
その指には、クレジットカードが掴まれている。
これって…
プラチナカードだよね…?
あ。
プラチナカードって言うのは、ゴールドカードの上にあるカードの種類らしくて…
ほんの一部の人しか持てないとか…
なんであたしがそんなことを知ってるのかって言うと…
前に、真治が持ってて聞いたことがあるから。
って…
そんなことどうでも良くて…

