「こいつがいたら邪魔なんだよ。葵が気にして甘えてくれないし。」
誰が甘えるかぁ…!!///
大体、二人きりの時だって甘えた覚えはないから!
そんなあたしを横目に、足を組んで座っている先輩は
まるで何処かの王様にでもなったかのように、鼻で笑った。
あぁ…
なんか今、ムカッてきた……
「そ、そうなんですか…」
執事さん納得しちゃったし…
運転する手が震えてるし…
ってか、どう見てもあたし達より年上だよね?
25くらいに見えるし。
そんなことでいいんですか…?
「着きました。」
執事さんの声で顔を上げると、そこは新しく出来たショッピングモール。
やっぱり噂通り大きい。
「では、お待ちしておりますので、ごゆっくりとお楽しみください。」
執事さんはあたし達に向けて、深くお辞儀をすると車の中へと戻っていった。

