イケメン倶楽部




「空けとけ。」



明日…



何かあったっけ…?



「学園に来い。」



学園…



学園って聖蘭学園ですよね…



ちょっと気まずいっていうか…



そりゃ、皆には会いたいけど…





「どうしても…ですか?」



あたしがそう呟くと、先輩の大きめな手があたしの頭の上にのった。



こうされていると、不思議と落ち着いていく。



さっきまで心の中に立ち込めていた雲が晴れていくような気がした。



「絶対来いよ?」
「ん…」



皆がどう思ってるとか



気まずいとか



そんなことが小さく思えてくる。




「なんで明日なんですか?」
「明日は聖蘭祭だろ?それに…」



聖蘭祭…!



そぅいえば明日だっけ?



本当なら皆と一緒にやるはずだったホストカフェ。



くだらないなんて思いながらも、実は楽しみだったのかもしれない。



まぁ、今になってはもう遅いんだけど。