やっぱり気になる…
気にしない……
気にしない…
プルルルル─♪
あ"ぁ〜!
気になるよぉ…
…え…?
電話の音が切れた瞬間
後ろから抱きしめられた。
「…こんなところで何やっとんねん。」
「爽…なん…!」
“なんでいるの?”
そう呟いた声は、唇にあたった感触によって消された。
驚いたまま、瞳を開きっぱなしのあたしに爽は
「お前、もうちょい可愛い顔せぇや。」
「ひ、ひど…」
ってか、いきなり勝手にキスしてきたのはそっちでしょ…?!
可愛くないのは元々だし!
「皆、心配しとったで?倶楽部に入ってない俺にまで、連絡来るくらいやからな。」
皆…
心配してくれてたの…?
でもあたしは…
“騙してたんだよ…?”

