「えっ…ちょつ……!」
「葵…」
か、顔近いっつうの!////
後ろには壁。
んで、右にはあたしの部屋の扉。
左には壁。
目の前には先輩の綺麗な顔。
なんでこんな状況になっちゃったんだっけ…
確かカフェから普通に帰ってきて…
先輩が部屋まで送ってくれることになって…
転けたんだ……
いや、実際には転けてはないのかな?
転ぶ前に先輩が支えてくれたし。
それはいいんだけど…
なんでその後こんなことになってんの…?
「葵…」
「な、なんですか…?」
「俺さ…」
先輩が口を開いた時…
右の扉が開いた。
「あれ…先輩がなんでここに?」
「あ、いや…別に……」
「えっと…真治はどうしたんだよ?」
真治は扉を開けて、あたしじゃなく先輩がいてビックリしたようで…
ちょっと挙動不審になっている。

