「はい、こっち。」
「ここって…」
カフェ…?
なんで?
確か先輩は買い物があるんじゃ…
「俺の買い物はここだから。」
そう言って、お店の扉を開けた。
えっ…
ここだからってどういうこと?!
「いらっしゃいませ〜」
「久しぶり。」
「あ、琉依か…」
えっと…
あたしの目の前には髪が真っ茶色の男の人。
時々、耳につけているピアスが髪の間から見える。
……正直言ってチャラ男。
「いつものよろしく。」
「はいはい。では、少々お待ちください(笑)」
琉依先輩は相手の方も見ないで、ただヒラヒラと手を振った。

