「なんでって……」
先輩は首をひねった後
うーんと唸ってから
「なんでだろうな…?」
はい…?!
意味分かんないんですけど……
「なんか…俺が着いて行かないといけない気がしたからかな……?」
ますます意味分かんない。
先輩が分かんないのにあたしがわかる訳ないし。
「なんとなくそんな気がしただけ。……まぁ、あんま気にすんな。」
そう言って、先輩の少し大きめな手があたしの手を包んだ。
えっ…
先輩…?
「学校の中だとこういう事出来ないだろ?」
ドキッ…
ちょっと意地悪そうなその笑みに胸が高鳴った。
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