壁に捕まって抵抗してみたけど そんな小さな抵抗なんか無いのと同然。 先輩にヒョイと持ち上げられて、いつのまにか腕の中。 「大丈夫だって。翼は女と遊びに行ってて、朝まで帰ってこないから。」 全然大丈夫じゃないから…!! むしろ益々危険だし! 「別に取って食おうとしてる訳じゃねえんだから。」 取って食ったら犯罪です…!! 「まぁ、葵の態度によっては味見程度はするかもしれないけどな。」 その言葉であたしの動きはストップ。 虚しくも、先輩の部屋へとついてしまった。